盤面を広く展開した、含みのある布石 瀬戸大樹六段 vs 二子 高野圭介 高野自戦記 2007.09.17 於 いずみの会大会2007 157手以下略 白5目勝ち |
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総評 | 瀬戸先生が、とても素晴らしい布石!と、絶賛していただいた。 とにかく、黒が盤面を広く打っていて、白がとても難しい。とも |
瀬戸先生評 | 白27ではどう打って良いか、困った。 |
黒28も好点だが、黒34は絶妙! |
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黒36がターニング・ポイントであった。 i06にトビツケ、白の連絡を許して、110にフクレる。 この方が本格派。 |
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黒42下辺46と、オサエたい。 すると、 白は左下隅に手を付けなくてはならないが、 そう打てば黒リードでしょう。 |
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黒66は打たないで、本譜通り、黒70から攻めるのが上策。 |
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黒86は急所を外した。 黒84から左に1間に厚くうっておれば、 なお、黒優勢だったろう。 本譜は打ち切った形となり、失速か |
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最後は黒94が敗着となった。 単に、96とオサエておれば、極度に細かく、 持碁一の局面だった。 |